【注目!】今後10年で伸びる職種 6選

 

ニューノーマルと言われると言われる時代に入って早くも一年経とうとしております。コロナもいやなことですが、定着してきてしまい、それに対応する働き方やビジネスが求められています。今後コロナが収束した後も企業や労働者は今までのやり方に戻れるのかというと、100%は戻らないのかもしれません。さらにもともと言われていたAIの発達による機械化の流れにより約半数の職が失われるとも言われています。
そういった現状も含めて、今後10〜20年間に求められる仕事を日本とアメリカのサイトの調査結果をベースにまとめてみました。

 

この記事のポイント

 

      • 次の10年で伸びる職業が分かります。
      • 日本とアメリカの視点から学べます

 

 

 

前提

 
 

今後日本とアメリカとそれぞれ違う市場のサイトを調査した結果、共通して伸びると思われる職のピックアップになります。それぞれの調査にばらつきがありますので、その中でも共通しているものを選んでおります。
※引用元は一番下にあります。
※1〜10はランキングという意味ではありません。

 
 

1: 介護職 (Home care & Personal aid)

 
 

介護職(ホームヘルパー、ケアマネージャー、施設介護員など)
は日本もアメリカも共通して上位に入っている職です。どちらの国でも高齢者の増加傾向がとまらなくなっており、これに付随する介護職に対するニーズは高まってくると予想されています。
今後10年で間違えなく人手不足になりそうです。
それに付随して賃金は上昇傾向ではありますが、注意しなければならないのはその水準。介護職の日本での平均年収はおよそ340万円ほど。
※引用元:賃金構造基本統計調査 / 平成30年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
何かともてはやされるアメリカにおいても平均年収はなんと200万円台後半です。
よくメディアなどでも「日本の介護は低賃金すぎて人が来ないんだ!」と叩かれていますが、アメリカではもっと安いわけです。
ニーズは高まるとはいえ正直これだけでは生活できそうにありません。
この状況にどこかしらで国で仕組みを変えてくるかもしれませんね。

 
 

2:ソフト開発、テスター、品質分析

 

これにはある程度予想できた方も多いかと思います。
ソフトウエア開発に関わるもの全般は今後10年後でも成長が見込めると予想されています。
AIやロボットなどの台頭も日進月歩ですが、ソフトウェアの開発やテスト、分析などの作業はまだまだしばらくは人の手で行われていくことが予想されているようです。
もっというとクリエイティブなアイデア構想と最終テストの部分で、残りの作業的な要素はAI化されていくとは思われます。

 

3:インフラ系エンジニア

 

こちらはこれからのトレンドとなる再生可能エネルギーや5G,6Gに向けた通信関連のインフラが伸びるとの予想が出ています。アメリカでは風力と太陽光が注目されているようですのでそれに付随する仕事。
日本では太陽光は行きすぎた感はありますが、風力、地熱、メタンハイドレード、メガフロートなどで需要がありそうですね。
この辺りは原発事故を経験している日本の方が動きが早いと思います。

 

4 :医療サービス

 

続いては医師、看護師、薬剤師など医療従事者そのものと、遠隔医療など付随するサービス産業が成長が見込まれるようです。事実として高齢化社会が進んでいるので医療も必要とされていくのは自然な流れですね。

100歳以上高齢者の年次推移

 

日本では2049年に100歳以上の高齢者が51.4万人に達すると予想されています。
また、2050年には総人口の38.8%が65歳以上になっているとのことです。今後も医療サービスは間違えなく伸びるトレンドですね。

 

5:マーケットリサーチアナリスト (Market research analysts and marketing specialists)

 

 

続いてはマーケットリサーチアナリストです。日本ではよく証券会社の求人でマーケットアナリストというものがありますが、そちらではなく、あらゆるデーターを調査活用して市場を分析し、商品やサービスを開発や提案する人の方です。
昨今では顧客の情報収集手段やニーズは日々変化しています。
昔ながらのTVでの露出UPや芸能人などに宣伝させる古典的なバズマーケティングでは効果が薄いです。大手広告代理店の没落ぷりを見ていると明らかですね。
最近ではSNSとそのジャンルのインフルエンサーを起用したインフルエンサーマーケティングが支流となっています。でもこれも日々変化するので、そういった日々変わる市場トレンドをあらゆるデーターを駆使して見つけ出していく仕事になります。
さらに、アメリカなどではビッグデーターを取り扱うデーターサイエンティスト、データーアナリストなる職種も出てきておりますので、マーケットリサーチアナリストはデーターアナリストも極められると強そうですね。

 

 

 

 

 

6:情報セキュリティアナリスト(Information security analyst)

こちらは昨今でもその必要性を問われている情報セキュリティに関する仕事です。こちらも今後ニーズが高まりそうです。
コロナ渦になってリモートワークが一般化され、企業の情報はより一層管理しにくい場所でアクセスされるようになってきました。そうなってくるときになるのはセキュリティの問題です。企業の機密情報は日本だけでなく海外からも狙われます。国と国との喧嘩もオンラインで行われるような時代ですので、今後も必要となっていくスキルでしょうね。

 

 

7:まとめ

 

今後10年から20年で需要が伸びるとされる職種について、日本とアメリカの記事をもとに見てきました。
アメリカの記事の方が、介護職やインフラ系など現実的なものを取り上げているものが多く、日本の記事の方がAI、VR、ドローン配送、ロボット活用とか最先端のものを取り上げる傾向にあるなーと感じました。
どっちもどっちですが、今回取り上げたような共通して伸びると予想されるものは取り込めるようにしていければと思います。

 

【引用元】

The 30 best high-paying jobs of the future    Business Insider

The 10 fastest-growing jobs of the next decade—and what they pay     CNBC

occupations with the most job growth       U.S. DEPARTMENT OF LABOR

【2021年版】これから10年で伸びる業界6選+1と廃れる50の職業を大予測  DMM Web camp navi

10年後になくなる仕事一覧と新たに生まれる可能性のある職業   就活の未来

 

 

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