今回はガジェットシリーズです。といっても自作PCのメンテナンスですね。電源スイッチの交換に挑戦します。久しぶりに自作の愛機PCを触るのでドキドキ。もう組み上げてから5年以上経っている気がしますが、まだまだ現役なのです。ですが、今回電源スイッチが入らなくなってしまい、どうしたものかといろいろ調べてみたところ、どうやら電源スイッチを交換すれば直りそうだったので早速トライしてみました。
目次
1:所要時間と難易度レベル
2:症状
3:交換パーツ
4:作業前準備
5:実際の作業
6:まとめ
1:所要時間と難易度レベル
所要時間はPCケースによりまちまちですが、およそ30分で完了すると思います。難易度は初級です。
2:症状
症状を詳しく説明すると。しばらく電源ボタンを押すと3回目くらいでついたりしてました。なんか反応悪いなぁーと思っていましたが、あまり気にせず使用していたらとうとう電源が入らなくなったというわけです。このざっくりとした内容でいろいろと調べてみたところ、PCケースに付属の電源ボタンの劣化によるものが濃厚と思われました。結構消耗品なパーツなんですね。
3:交換パーツ
交換パーツなのですが、こちらになります。アマゾンで普通に販売しているのですが、その量が半端ありません。30個入りとか100個入とか。そんないらんわ!(笑)業務用で購入する人用ですよね。そもそもこの値段、、、原価はいくらなんだって話ですね。
ちなみに名前は「タクトスイッチ」です。
尚、当方が使用しているPCケース自体はこちらのメーカーのものです。
もう終売済みのようですが、どこかに中古であるかもしれません。
4:作業前準備
さて作業に入る前に準備です。下記を用意しておきます。
あとは100円ショップで下記も用意しておきます。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
さらに電源を落として、待機電流が流れてもあかんので、念のためコンセントもぶっこぬいておきます。
5:実際の作業
こっからが実際の作業です。
まずPCのフタを外します。これはPCケースによって様々なので細かくは説明しません。うちのタイプは両サイドのパネルの四隅にネジがあり、それで留めてある感じですね。
外し終えたらこのPCケースの場合は横から電源ボタンが見えるので、ボタンだけを押すとすっと外れます。
そして電源ボタンを固定しているネジも外します。
そうすると基盤が外れます。ハーネスはつながった状態ですね。
スイッチは裏の正方形の点のところにはんだで留められている状態です。これを外します。
はんだセットの登場!
あとははんだ吸取線ですね!
まずははんだを吸取線で吸い取って外します。これが結構コツいりますかね。
こんな感じに取ります。 引用:PC WATCH
基盤を熱で壊してしまう良そうなのですが、意外と大丈夫です。
思い切ってこてを当ててしまうのがコツでしょうか。
基盤焦げてないか!!!!ってくらいですがこんなもんです。
そして新品を装着します。はんだ付けの方は中学校でも習った通りで難しくはないですね。
こんな感じ。汚さは否めないですね。。。大まぁそこは素人仕事ということで、付けばよいを重視します。
ハーネスをもとに戻して早速電源を入れてみると、、、、つきました!!見事に点灯です。ひやひやしましたが何とか成功!
6:まとめ
振り返ってみると今回のはとても簡単に完了しました。この自作PCは結構年数も経過していたので、危うく丸っとPCごと交換するところでした。でももともとDTM用に作成したものなのでスペック的にまだまだいけるんですよね。そしてこの小さいケースっていうのもとても魅力的。きちんとメンテしてまだまだ現役で働いてもらおうと思います!