【ストック用語スタディ】  PER

 

さぁ、本日も地道に続けて参ります、投資の単語勉強メモシリーズ!

基礎中の基礎から専門用語まで個人的に勉強していくこのシリーズ。完全に自己満足ですが進めて参ります。

今回は「PER」(Price Earnings Ratio)です。 また横文字なのか!って感じですが、
株式投資ではこの3つの短縮言葉が多い印象です。こちらもよく出てくるワードですね。
ではこの機会に勉強してみます。

 

こちらの記事の目安: 5

 

【こんなことがわかります】
PERのベーシックな説明

 

目次

 

1:PERとは
2:活用例
3:算出方法
4:業界別平均値
5:まとめ

 

1:  PER(Price Earnings Ratio)とは

 

PERとは日本語だと株価収益率となり、株価が企業の利益水準に対し割安か、割高かをみるファンダメンタル指標の一つです。
「会社が稼ぐ利益に対して株価が割安か割高かの判断材料」
とも言えます。一般的には成長が見込まれる企業はその期待度が株価に織り込まれるので、
PERは高くなる傾向です。

 

2: 活用例

 

主な活用例として下記があります。

 

・株価の買われすぎ、売られ過ぎの判断

冒頭の説明の通り、業界水準などと比べて買われすぎ、売られ過ぎの判断ができます。

 

・投資資金をどれくらいの期間で回収できるかの指標

「PERのOO倍」を年数で回収期間の目安とすることができます。

EX)
平均PERが10倍の企業 → 10年間で投資分を稼ぐことができる

なので、PERが低ければそれだけすぐに回収できるということですね。

3: 算出方法

 

計算方法は下記の通りです。

 

「PER=株価÷1株あたりの利益(EPS)」

 

単位は倍です。

例えば 株価1000円の銘柄で、1株あたりの利益が100円であれば下記の通りです。

 

1000 ➗ 100 = 10倍

4: 注意点

 

PERは業界によって水準が全く異なります。
またその時々の情勢によっても期待度が上がったり下がったりしてPERに影響してきますので、
単純に結果として出ているのPERの数値をみて判断するのではなく、どういった背景でPERが出ていて、継続して同じ水準が出ているのかなどをみて、そのトレンドを把握する必要があると思います。

 

 

まとめ

 

今回は「PER」を取り上げました。
ファンダメンタル分析をする上での数ある指標の1つですが、一つだけ見ていてはやはり判断できないなぁと思い知らされる内容でした。投資判断にはいくつかの指標を組み合わせて見るように心がけたいと思います。

 

 

 

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