【ストック用語スタディ】  EPS

 

さぁ、本日も地道に続けて参ります、投資の単語勉強メモシリーズ!

基礎中の基礎から専門用語まで個人的に勉強していくこのシリーズ。完全に自己満足ですが進めて参ります。

今回は「EPS」(Earnings Per Share)です。 横文字だらけでよくわからん!って感じですが、
株式投資ではよく出てくる言葉です。この機会に勉強してみます。

 

こちらの記事の目安: 5

 

【こんなことがわかります】
EPSのベーシックな説明

 

目次

 

1:EPSとは
2:活用例
3:算出方法
4:業界別平均値
5:まとめ

 

1:  EPS(Earnings Per Share)とは

 

EPSとは

 

「1株当たりの当期純利益」

 

のことです。
言い換えると、1株あたりで会社がどれだけの利益をあげているか
となります。

 

2: 活用例

 

主な活用例として下記があります。

 

成長性の判断

企業が成長して行く過程で資金調達が必要になることはよくあります。
その方法として株式を発行して資金を得る「増資」はポピュラーな手段です。
定期的な成長のために増資を行い、収益力を高められれば持続的に成長していると見て取れます。
ちなみにEPSは株を発行すると1株あたりの収益は分散され下がります。それでも投資が成功すれば利益を生み出して行くので、後にEPSが上がって来れば投資に対する成長をしていると判断できますね。

 

 

・適正な株価の判断

EPSとPER(株価収益率)を活用して株価が同業他社と比べて、標準的なものかを判断できます。

EX)
平均PERが10倍の業界に属する企業AのEPSが100円でPERが5倍だとする。

株価=EPS × PER

こちらで算出できるので、

業界平均の株価平均は 1000円
この企業Aの株価は  500円

となり、企業Aの株価はが割安だと判断できる。

 

 

3: 算出方法

 

計算方法は下記の通りです。

 

「EPS(1株当たりの利益)=当期純利益÷発行済株式総数」

 

税引き後の純利益を、自社株を含まない発行済み株数で割るというのがポイントですね。

4: 業界別平均値

 
 

EPSには株価発行数や利益額は他にも様々な要素で変動するため、目安となる数値はありません。

 

 

まとめ

 

今回は「EPS」を取り上げました。
EPSは定期的に事業投資を行い、成長して、その結果利益が伸びて株価が上がっている企業ということになるので、投資判断にも重要な指標です。覚えておきましょう!

 

 

 

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