来年の東京オリンピックではサーフィンが正式種目になったことは至る所で話題になっております。
ますますサーフィンにスポットが当たり、サーファー人口も増えてくるかなと思って調べてみると、サーファー人口の減少なる記事が散見されました。個人的には以前よりはサーファーも増えたなぁと感じていたこともあり、興味があるのでここで取り上げてみようかと思います。
1:サーファー人口統計
2:減少理由
3:まとめ
1:サーファー人口統計
日本のサーファー人口を正確に計測した統計は存在していないようですが、レジャー白書によると下記の数値が出ています。
「2004年の1年間にサーフィン・ウィンドサーフィンの参加人数(一度以上行ったことのある人数)は110万人でしたが、2015年のそれは約73%減の30万人だった」
出典:レジャー白書
少し前の情報とはいえ、傾向としてはサーファー人口が減少していることが読み取れますし、現在も同じトレンドではないのかなと思います。個人的には自分が始めた2000年くらいに比べると大分増えたなぁと思ってい他のですが。。。 ただ、若い子達がスポッと抜け落ちているという印象で、海に入っているのは大抵おっさん(笑)
これはみなさん感じているところだと思います。
これに対し世界のサーファー人口の推移はこちら。
出典:Transworld Biz
2012年から2015年までのデーターですが、こちらも2015年の段階で0.7%ダウンです。
統計対象が主要先進国ということもあるのかもしれませんが、日本同様に減少なので若者のOO離れというのは世界的なトレンドということになりそうです
ちなみに主要国のサーファー人口はこちら。
USA: 2.8 million surfers
Australia: 1.7 million surfers
United Kingdom: 500,000 surfers
France: 450,000 surfers
Spain: 300,000 surfers
Portugal: 200,000 surfers
New Zealand: 145,000 surfers
Canada: 2,000 surfers
出典:SURFER TODAY
カナダの2000人がどこでサーフィンしているのか気になりますね笑
EUの中ではイギリスが意外にもサーファー人口が多いのが分かります。
2:減少理由
これは世界共通かわかりませんが、独断と偏見で下記にまとめます。
・車が必須
よっぽど海の近くに住んでいない限り、サーフィンするには車がほぼ必需品です。特に若者は車すら持たない人が増えているので、必然的にサーフィンには手が出ないと言うことになります。
・ローカルが厳しい
サーフィンをやっている人ならわかると思いますが、ローカリズムというものは閉鎖的な場合が多いです。(もちろん全てではありません、ローカリズムそのものは理解しているのでいい意味での閉鎖感は良いと思ってます)
ただ、ビギナーのうちにローカルのきついエリアで怒られ、かなりキツイ言われ方をしたりすると、嫌になってしまう人も多そうです。
・日焼けが嫌
サーファーとしては致命的ですが、日焼けが嫌いな人も多そうです。実は自分も極力日焼けしたくない派だったりします。
まとめ
事実としてサーフィンをやる人が減っているということは、業界自体が廃れていってしまうことになるので、対策が必要ですね。サーフィンの楽しさや奥深さというのは年齢や性別関係なく分かち合えるものだと信じてます。今の自分があるのもやはりサーフィンがあってのことだと思うので、色々と小さいことから活動していければなぁと思いました。