自然豊かな環境で湘南の海が近く、
目次
1:ベーシック情報
2:持ち家比率
3:家賃相場
4:貸家の住宅着工数
5:空き家率
6:公示地価
7:1日平均乗降人員
8:開発計画
9:災害リスク (ハザードマップ)
10:まとめ
1:ベーシック情報
2022年2月 時点での情報です。
不動産視点でのベーシックな情報です。
人口 | 44,517人 |
---|---|
世帯数 | 19,302世帯 |
年齢層 | 0~14歳 :4,882人 15~64歳:19,312人 65歳以上:6,362人 |
外人率 | 人 約 % |
一番多い外人の国籍 | 中国 |
人口増減率 | 3% (直近10年) |
人口と世帯数の推移
引用元:藤沢市将来人口推計について
2:持ち家比率
約62.2%
引用元:藤沢市
3:家賃相場
引用元:SUMMO
引用元:At home
4:貸家の新設着工数
貸家の新着工数 1,378戸 (2018年データー)
引用元:住宅情報館
辻堂エリアのピンポイントの情報はありませんでしたので、藤沢市の情報になります。
2016年を除き一定数の着工数がありますね。
5:空き家率
住宅全般 22,410 戸 10.9%
※引用元:藤沢市
こちらも辻堂単独のデータがないので、藤沢市の情報です。空き家率は全国平均の13%前後と比べるとやや低めに推移しています。
※引用元:藤沢市
全体の半数以上は賃貸用住宅となっているのも興味深いです。
6:公示地価
平均 25万9625円/m2
※引用元: 土地代データ
7:1日平均乗降人員
JR辻堂駅 44,189人 (乗車人数のみ)
※引用元 JR東日本より
8:開発計画
辻堂駅周辺は藤沢市と茅ヶ崎市が重なり合っており、両方の自治体による開発計画が存在します。
それぞれのマスタープランを見てみると、藤沢市側の辻堂周辺における大きな開発プロジェクトはほぼ完了しており、残りは県央エリアを結ぶ交通の整備など、県単位のプランが残っているくらいです。
藤沢市側
・湘南 C-X 地区の開発 (辻堂駅北口周辺)
・Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(パナソニック工場跡地)
※これらは既に完了済の開発事業です。
また、辻堂の南口エリアは住宅地メインで商業開発の予定はなさそうです。
一方で茅ヶ崎市側は辻堂駅の西側のエリアを「辻堂駅西口周辺地区まちづくり基本計画」という計画のもとで開発を進めている段階のようです。
この西口エリアも宅地と宅地に伸びる幹線道路の整備がメインといった印象です。特に気になるのは国道1号線のマツキヨ付近から裏道的に茅ヶ崎の松林通りに抜ける道を整備して新国道線とするところでしょうか。
確かにここは住宅が増えているものの曲がりくねったり狭かったりと不便ではありますからね。
このあたりが整備されてくれば住宅が増え、人口も増えて中小規模の商業施設ができる可能性はありそうです。
9:災害リスク (ハザードマップ)
辻堂エリアの災害リスク。まずは洪水のハザードマップです。
こちらで見ると引地川周辺のエリアは注意が必要ということになります。
辻堂と茅ヶ崎の間のエリアは大きな川もないので、この辺りの洪水リスクはないですね。
引用元: 神奈川県揺れやすさマップ
辻堂エリアは比較的揺れやすい地盤に立地していることがわかります。ただ、北部の一部を除き平地ばかりなので土砂崩れなどはなさそうです。
最後は津波のハザードマップです。
藤沢市と茅ヶ崎市のマップで尺度が違うので注意が必要ですが、当然ながら海沿いのエリアは浸水想定エリアになります。そんな中でも引地川沿いのエリアは水がさかのぼってくることもあり、より内陸部まで浸水する想定です。
まとめ
今回は神奈川県は辻堂エリアでした。行政として開発を進めているエリアはやはり強いですね。
湘南の海と広々とした自然の多さはもちろん、駅前の商業施設の充実さは誰の目にも魅力的に映りそうです。
また、東京まで東海道線で1時間もしない交通の便の良さも人気のエリアの秘訣といったところです。
とはいえ、人口増加に対する道路整備などが行き渡っていない印象もあるので、その辺りが課題となってきそうですね。
これからも注目のエリアとなりそうです。