【賃貸hack】賃貸物件契約の流れと注意すること まとめ

 

 

記事を読む目安時間:10分

賃貸物件を契約する際にもいろいろと注意することがあります。
これもインターネット上に転がっている情報、特に大手ポータルサイトが出している情報だけを信用していると不動産会社の思うつぼです。
今回は実際にこの物件に決めた!契約します!!という時にフォーカスして流れと注意点を解説していきます。
・賃貸物件契約時に損しないポイントが分かります
・仲介業者視点ではなく大家とユーザー目線で把握できます
                                                                                                  記事を読む目安時間:10分
目次
1:契約の流れ
2:入居申し込み(仮押さえ)
3:審査
4:重要事項説明
5:契約
6:部屋の受け渡し
7:まとめ

1:契約の流れ

まずは契約の流れです。いろんな物件を内覧した後にここにします!と決めた後の流れですね。

① 不動産屋さんに行く日程を決定する
② 入居申し込み (仮押さえ)
③ 審査
④ 重要事項説明を受ける
⑤ 契約書にサイン
⑥ 物件引渡し

ざっくりとこういった順番になります。結構ありますね。。。その場で契約してその日のうちにどうぞ!なんてことはできません。審査など色々あるんですよね。入居申し込みから入居まで10日から1ヶ月くらいが目安でしょう。それでは下記よりポイント解説です。

 

2:入居申し込み(仮押さえ)

 

ここと決めたら実際に不動産屋さんに行って入居申し込みを行います。これを仮押さえと呼ぶ業者もいます。必要な情報は各業者によって違いはありますが、主に下記です。

・氏名
・住所
・連絡先
・勤務先情報
・勤続年数
・年収

基本的に個人情報ですね。そして必要なものは大抵下記です。

・申込書
・身分証明証

これらを持っていけば対応できるでしょう。
提出したら次に進みます。

 

3:入居審査

 

続いては入居審査です。借主が支払い能力があるかを主に審査されます。
主に必要な書類は下記です。

 

・収入証明(源泉徴収票など)
・連帯保証人の情報

 

★ポイント!

・入居申し込み後でも契約まえであればキャンセルは可能。 (契約後は解約扱いとなる)
・仮押さえは入居申し込みであるため、他の問い合わせを止めることになる
・審査結果は早ければ2〜3日で分かります

 

 

4:重要事項説明

 

審査が契約へ進みます。が、そこに入る前に「重要事項説明」というのを受けます。
具体的に下記の説明です。

・対象物件の権利関連
・対象物件に係る法令上の制限
・対象物件の状態や特記事項説明
・契約の条件

これは宅建の有資格者が説明しなければならず、担当営業が資格を持っていない場合は、重要事項説明の時だけ有資格者が出てきて説明してくれます。これは対面で説明しないといけないと宅建業法で決まっています。
ちなみに、いわゆるいわくつき物件の内容というのはここで説明しなければなりません。他にも広告を見たときには書いてないことがここで出てきたら要注意ですね。

 

◆チェックポイント!
・内覧や広告で書いてなかったことがないか確認する。
・特約は必ずチェックし理解するまで確認する。
・敷金に関わる内容(クリーニング代など)は通常の原状回復範囲内のことを指しているか確認。
・更新料
・更新手数料 (更新料とは別に不動産屋に支払う)
・保証会社への更新料 (更新時に費用が発生するのかはまちまち)
・禁止事項
・待機予告の期間 (1ヶ月から2ヶ月)

 

5:契約

いよいよ契約です。どんなのでも同じだろうと思っていると微妙に違うのできちんと全て読んで理解しましょう。
主に必要となる書類は下記です。

 

・住民票
・印鑑証明
・源泉徴収
・連帯保証人に関連する書類
・印鑑(シャチハタはNG)
・銀行口座情報 (引落の場合)
・身分証明書
・初期費用 (振込の場合もあり)

 

 

★ポイント!

・契約書は不動産屋でサインする前に、一度持ち帰ってゆっくりとできる場所で内容確認しましょう。きちんと中身を理解しておくことが大切です。

 

 

6:部屋の受け渡し

 

ここまでくるとあとは鍵を受け取って実際に部屋に入れます。
その時点から家賃も発生してきます。月の途中であっても日割りで計算されてきます。

 

7:まとめ

 

いかがでしたでしょうか。一般的なことも含めてポイントをまとめてみました。
不動産仲介業者は借主の味方と思ったら必ずしもそうではありません。さらにいうとオーナーの味方でもない時もあります。つまり不動産屋さんもビジネスでやっているので、自分たちのビジネスにプラスになるように動くというのが現実です。もちろん大抵の業者は問題なく仕事してくれますが、一部の業者は自社の利益しか考えていないような行動をとります。被害に合わないためにも知識武装するということが一番大事ですね。
日々変化していくトレンドですので、またタイミングを見て更新していきたいと思います。

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