。相変わらずそのまんまですね(笑)。
鴨川シーワールドやきれいな海と山など、見どころ満載のエリアか
目次
1:ベーシック情報
2:持ち家比率
3:家賃相場
4:貸家の住宅着工数
5:空き家率
6:公示地価
7:1日平均乗降人員
8:開発計画
9:災害リスク (ハザードマップ)
10:まとめ
1:ベーシック情報
2021年12月 3日での情報です。
不動産視点でのベーシックな情報です。
人口 | 33,932人 |
---|---|
世帯数 | 16,165世帯 |
年齢層 | 0~14歳 :, 15~64歳:, 65歳以上:, |
外人率 | 668人 約 1.96 % |
一番多い外人の国籍 | 中国 |
人口増減率 | 99.8% (令和2年4月と令和3年の前月比) |
人口と世帯数の推移
引用元:鴨川市統計書
引用元:鴨川市空き家等対策計画
2:持ち家比率
約74.2%
引用元:三菱UFJ不動産販売
3:家賃相場
引用元:賃貸スタイル
引用元:At Home
4:貸家の新設着工数
貸家の新着工数 正式情報なし
引用元:千葉県統計年鑑
新築の着工数データーはありませんが、面積で見る着工状況はありましたので載せておきます。
5:空き家率
住宅全般 5,320 戸 27.5%
賃貸住宅 1,240戸 26.7%
※引用元:Homes
千葉県鴨川市の空き家率は全国平均の13%前後と比べると高めに推移しています。ただ、土地柄別荘などの2次的利用の住宅も多く、それらもカウントすると空き家率は高く出る傾向のようです。
引用元:住宅・土地統計調査
上記図のなかの「その他の住宅」というのが、いわゆる長期間誰も住んでいない空き家のことで、ここ10年でやく68%の上昇です。この空き家の活用は必要となりそうですね。
6:公示地価
2万2554円/m2
※引用元: 土地代データ
7:1日平均乗降人員
JR安房鴨川駅 1,414人 (乗車人数のみ)
※引用元 JR東日本より
8:開発計画
千葉県鴨川市の都市計画マスタープランによると、大きなコンセプトとしては鴨川版コンパクトシティの創出ということのようです。人口減少は避けられないことから、公共の設備や福祉を維持するため、街をシンプルにしていこうという意図が感じ取れます。
行政サービスなど極力都市部に集中して、コスト削減と効率化を図るようです。
このように都市拠点を安房鴨川駅周辺に置き、勝浦方面と和田浦方面、そして南房総市方面の田園エリアを基軸にに都市をつないでいくようです。この場合繋ぐのは海沿いは電車、田園エリアはバスといった公共交通網ですね。
鴨川市では観光都市の側面が強いので、関東の都市部から人を呼ぶかがキーポイントとなりそうです。ただ、マスタープランには特に具体案が見られず、全体的に先の見通しが立たないという印象を感じ取れました。
9:災害リスク (ハザードマップ)
鴨川市の災害リスク。まずは洪水のハザードマップです。
見てわかる通り、加茂川の周辺が浸水懸念エリアになります。この川の周辺は山の方までずっと浸水可能性エリアとなっていますね。逆に加茂川周辺以外は標高もあるので浸水懸念はなさそうです。
引用元: 鴨川市揺れやすさマップ
続いては地震です。山側は安定して揺れにくく、都市側の安房鴨川駅周辺は揺れやすい構造になっています。
最後は津波のハザードマップです。鴨川市は海に面しておりますので津波リスクはあります。
海に面しているエリアと加茂川河口を登って来るエリアが浸水エリアですね。地形上、安房鴨川駅周辺以外は標高があるエリアが多いので浸水エリアは少なめです。
まとめ
今回は千葉県は鴨川市でした。鴨川シーワールドやきれいな海など風光明媚で人気のありそうなエリアですが、人口減少が止まらず過疎化が進んでいるのがうかがえます。行政も具体的な解決案が見つからないというニュアンスが感じ取れますね。
増える空き家の活用と観光資源をどうアピールするかが、この都市の今後のぽいんとになりそうです。