オススメアーティストというよりも、管理人に影響を与えてくれたアーティストになりますね。
目次
1:概要
2:作品紹介
3:影響を受けたポイント、理由
4:オススメの楽曲
5:まとめ
1:概要
名前 | トム・ウェイツ / Thomas Alan Waits |
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年齢 | 1949年12月7日生まれ 71歳 |
出身 | アメリカ CA州 ロスアンジェルス |
ジャンル | ロック、ジャズ、ブルース、カントリー、ポエトリーリーディング |
活動期間 | 1973年〜現在まで |
HP | www |
「酔いどれ詩人」との異名を持つ通り、ミュージシャンであり詩人でもある。そして映画にも出演する俳優でもありいくつかの顔をもっています。
楽器はギター、ピアノ、パーカッションを演奏し、その上でとても特徴的な歌声(シャガレ声)で歌うのが印象的なんです。初期とそれ以降で歌い方も楽曲もかなり変わっているかなーと思います。買うアルバムによってはとっつきにくすぎて入り込めない人も多いかもしれませんね。
ライブのときには長めの詩があり、ポエトリーリーディングのように語りかけたり、演劇風にしたりと、一種のミュージカルを見ているような錯覚さえ覚えます。
拡声器を使って歌うなど、実験的な試みも多数行っており、枠にとらわれない、トム・ウェイツという音楽ジャンルが確立されていますね。
インタビューなどでは常に酔っ払っているかのように喋り、司会を弄ぶようにやり取りするのが面白いです。
影響されたミュージシャンも数多く、そしてその年代もとても幅広い。所属レーベルもパンクで有名なエピタフ傘下のレーベルになっているあたりも、その影響力の広さの結果だと思います。
2:作品紹介
- 『クロージングタイム』 - Closing Time (1973年)
- 『土曜日のよる』 - The Heart of Saturday Night (1974年)
- 『スモールチェンジ』 - Small Change (1976年)
- 『異国の出来事』 - Foreign Affairs (1977年)
- 『ブルーバレンタイン』 - Blue Valentine (1978年)
- 『ハートアタック&ヴァイン』 - Heartattack and Vine (1980年)
- 『ソードフィッシュトロンボーン』 - Swordfishtrombones (1983年)
- 『レインドッグ』 - Rain Dogs (1985年)
- 『クランクスワイルドイヤーズ』 - Franks Wild Years (1987年)
- 『ボーンマシーン』 - Bone Machine (1992年)
- 『ブラックライダー』 - The Black Rider (1993年)
- 『ミュールヴァリエーションズ』 - Mule Variations (1999年)
- 『ブラッド・マネー』 - Blood Money (2002年)
- 『アリス』 - Alice (2002年)
- 『リアルゴーン』 - Real Gone (2004年)
- 『オーファンズ』 - Orphans: Brawlers, Bawlers & Bastards (2006年)
- 『バッド アズ ミー』 - Bad as Me (2011年)
3:影響を受けたポイント
トム・ウェイツが自分に影響を与えてくれたもの、それは
・過度な商業主義への対抗
・スポットライトが当たらない社会に端っこにこそ、人間らしい「ストーリー」があるということ
・人並みの生活、社会的地位、キャリア、学歴などを追い求めるだけが正解じゃない
・なんとも憎めない人間味のあふれるキャラクター
・なんといっても歌声 (笑)
こんなところですか。
4:オススメの楽曲
まとめ
オリジネーターとはホントこの人のことを言うのだと思います。
数ある音楽ジャンルのなかでも、トム・ウェイツと同じような感じの人は見たことありませんね。
メディア嫌いなのであまり露出が多くもなかったにも関わらず、数多くの人に影響与えているあたり、生きる国宝だと思います。
本当に一度生でライブをみてみたいです。来日公演は1977年と78年の2回のみなんですよね。
日本に来てくれることを切望です!