今回のアーティスト紹介は、ずーーーーと紹介したかった人たちです。その名もTycho(タイコまたはティコ)。
今ままでの人生で聞いて来た中でトップ3くらいに感動したくらい素晴らしい人たちです。エレクトロニカ、アンビエントなど聞くとこれまでにも似たような楽曲を作るアーティストはたくさんいたと思いますが、どことなく取っつきにくさというのがどこかにあったと思います。彼らはそれをよりシンプルかつ分かりやすく、そして壮大な音楽として表現してくれています。また、別の記事に書きますが、今年は日本の野外フェスの絶対的重鎮であるフジロックにも参加しました。これは涙なしには語れません。笑 解説していきましょう!
目次
1:ジャンル
2:メンバー
3:ディスコグラフィー
4:サウンド
5:まとめ
1:ジャンル
ジャンルは一言で言いにくいですが、エレクトロニカ、テクノ、ポストロック、アンビエントなどに属するものだと思います。個人的には宇宙的な吸い込まれる音楽という表現をしてます。(すっごい抽象的 笑)一部ではドリームポップ、チルウェイブなどと言われていたりもします。(なんだそりゃ笑)
2:メンバー
- Scott Hansen – synthesizers, guitar, bass guitar, visuals, programming
- Zac Brown – bass guitar, guitar
- Rory O'Connor – drums
- Billy Kim – bass guitar, keyboards, synthesizers
- Hannah Cottrell – vocals
(Quote from Wikipedia)
フロントマンは Scott Hansenで様々な楽器を使いこなします。もともとソロプロジェクトで始動して途中からバンド編成に変更しております。キャリアとしてはISO50というグラフィックアーティストとしても活動しており、特徴的なジャケットの絵は彼によるもの。
個人的にこのグラフィックセンスもドツボです。
他にも盟友であるZac Brownと安定したグルーブを生み出すドラマーのRory O'Connorがサウンドの核を作っています。
3:ディスコグラフィー
スタジオアルバム
- Past Is Prologue (2006)
- Dive (2011)
- Awake (2014)
- Epoch (2016)
- Weather (2019)
Quoted from Wikipedia
4:サウンド
前述にもありますが、彼らのサウンドは一言でいうと心地よいスペーシーなジャムバンドという感じです。生バンドで演奏しますが、とてもディープでスペーシーなエフェクトを使用するところが特徴的です。正直こういったエフェクトを使用する音楽で、バンド編成に生ドラムとなると、ライブで見たときどうしてもスタジオ音源の時に比べて劣ってしまったり、それぞれの楽器のサウンドがうまく融合しきれない、世界観を表現しきれないことが多いのですが、彼らはライブでも同じクオリティーを保ちます。それどころかさらに上をいきます。
5:まとめ
先鋭的な音楽は数あれど、出て来ては消えていくことが多いですが、TYCHOは間違えなく残り続けるでしょう。音楽で鳥肌が立つことが自分のアンテナなのですが、このTYCHOを聞いた時はずっと鳥肌でした。日本でのライブは2017年のツアー1回しかないと思います。そして今年2019年はフジロックに出演決定!!ということでこれを見たさにチケットゲットしてしまいました。その模様もまたレポートできればと思います。
TYCHO Official Web
https://tychomusic.com/
Album DIVE