【独り言】サーフィン歴20年で波乗りから学んだこと

 

 

今回は少し長めのつぶやきなのでツイッターではなくブログにて書きます。
管理人はサーフィンをはじめてからかれこれ20年ほど。誰かに教わることもなく(というか誰も教えてくれず。。。)先輩からボロボロの板だけ譲り受けてスタートして、ずっと続けてきました。それでも万年初心者ですが、それだけの時間をサーフィンに費やしてきた中で学んだことは数知れず。今回は良い機会なので、学んだことをまとめてみようかと思います。誰にも需要はないかもですが、あくまで自分に対しての備忘録として。

 

 

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目次

 

1:良かった点
2:悪かった点
3:まとめ

 

 

 

1:サーフィンをやっていて良かった点

 

まずは良かった点をリストしてみると下記です。

 

・気象に詳しくなった
・ゴミのポイ捨てなんてしなくなった
・タバコをやめた
・お酒も控えるようになった
・心も体も健康的になった
・ストレスがたまらなくなった
・何事も感謝する気持ちが増えた
・早寝早起きになった
・いい波を選ぶように、物事を精査して決断する能力が身についた
・時にはいい波に乗っても失敗する
・でかい波に突っ込むように、思い切って突っ込まないと成功もないと学んだ

 

それぞれ見ていきます。

【気象に詳しくなった

 

サーフィンは自然相手のスポーツです。言うまでもなく、気象情報というのは大きな要素なので、天気図や風の動き、気温、ウネリの向き、潮の満引き、海底の地形にいたるまで自然と勉強してました。
なにせせっかく海についても湖状態だったらもはややることないですからねー。極力そういった事態を避けるために気象情報は色々みるようになりました。中にはそのまま気象予報士にまでなるひともいるみたいですね。

 

 

【ゴミのポイ捨てなんてしなくなった

 

これはもともとポイ捨てなんてしてませんでしたが、より一層敏感になりました。やはり海に行く前の砂浜がゴミだらけだったり、海の中でもビニールやペットボトルが浮いていたりするとホントテンション下がります。中にはBBQのコンロとかアミとかタイヤとか、何でこんなのあるの?って言うものがあったりします。 レジ袋有料化したところで、これはモラルの問題ですので、捨てる奴は捨てるのです。なので少なくとも自分で捨てないのは大前提として、落ちてるゴミも拾って海から上がるように心がけてます。

 

 

【タバコをやめた】

 

タバコは結構簡単にやめれました。1日1箱くらい吸ってましたが、スパッっとやめました。
これはすごく単純な理由で、タバコ吸っているとサーフィンの時にバテるからです。ホントいい波来ても最後のひと押しができず乗れなかったと言うのが減りました。サーフィンファーストですね。

 

 

【お酒も控えるようになった】

 

これもタバコと同じ理由です。酒を飲むと体力を奪われるスピードが早い気がします。飲むと睡眠の質が下がると言うのも要因ですかね。とはいえ、お酒自体は好きなので、これは適度に飲んでます。無理やりやめるのもストレスですからねー。

【早寝早起きになった】

サーフィンと言うのは朝早くにやることが多いです。なぜかと言うと下記の2点があります。

 

・混雑を避ける
・良い波になりやすい

 

混雑を避けるのはわかるとして良い波になりやすいのは何ででしょう。必ずしもではないですが、風が主な理由なことが多いです。風は気温の上昇と共に強くなって来ます。夏でも冬でも気温というのは早朝に一番低くなって、そこから日中にかけて上昇して行くことが多いですよね。ということは日中に向かって風が強くなっていく傾向なんですね。サーフィンに適した波というのは若干のオフショア(陸から海に吹く風)の時です。オフショアは強くてもダメですし、オフ以外の向きも基本よくはありません。そう考えると早朝が一番良い波になりやすい傾向があるってことなんですね。

 

 

【心も体も健康的になった】

 

早寝早起きになって、酒とタバコも控えてサーフィンで運動してってなれば当然ですが、肉体的に健康になります。そして動いたり、波に乗ることによる爽快感によりストレスも無くなります。本当に仕事でのストレスも良い波に乗ればスパッと消えます。心も体もリフレッシュできるんですね。

 

【ストレスがたまらなくなった】

 

サーフィンを定期的にしているとストレスが溜まりにくくなります。
個人差はあるかもしれませんね。でも自分の場合はストレスフリーです。もちろんサーフィンに行かなくなるとそれがストレスにもなるんですけど、きちんと定期的にいけていれば問題なしです。

 

 

【何事も感謝する気持ちが増えた】

 

サーフィンは自然相手のスポーツです。とりあえず海に行ったからといって波に乗らせてもらえるわけではありません。気象条件やコンディションなどが整わないとできません。ましてやとても良い波なんてなかなか出会えません。だからこそその波に出会えた瞬間こそ本当に心から笑顔になれますし、それに感謝する気持ちが生まれます。
それは日頃の生活にも反映されます。

 

 

【物事を精査してすぐ決断する能力が身についた】

 

サーフィンではどんな波でも気持ちよく乗れるわけではありません。よく言われることで「同じ波は1つもない」とありますが、どんな波にも特徴があって違うので、どれが良いのかを瞬時に判断してます。どの波がどのように割れて、どのポジションから乗ったら良いかを瞬時に判断するのもサーフィンです。
これは日常生活にも言えることで、瞬時にベストな判断をするのはビジネスにもよく登場することですね。
いかに瞬時に良い決断を出すことが良いことか、学べます。

 

 

【どんなにベストな判断でも失敗する】

 

 

とんでもなく良い波にがきて、ベストなポジションから完璧に乗ったー!と、思っても途中で思わぬところでワイプアウト!っなんてことは結構よくあります。実生活でも同じですね。間違えない!と思った恋人ともうまく行かないし、完璧に準備した旅行プランも思わぬことで頓挫したり、完全に大丈夫でしょ!ってくらい練りこんだビジネスプランでも失敗はします。大事なのはリカバリーですよね。本当にでかい波でサーフィンしているときは、リカバリーがうまく行かないと命の危険にもなります。完璧からも失敗することを理解し、リカバリの重要性を学べました。

 

【思い切ってやらないと成功もない】

 

 

サーフィンではでかい波にチャージしようとすると恐怖心が付きまといます。「うまく乗れないで海底までひきづりこまれたら」、とか「リーシュが切れたら」とか「海底でもまれてリーフに叩きつけられたら」とか色々頭をよぎります。それに加えて大きな波が近づいて来るときのあの水の質量も恐怖ですよね。
それでも「えーい、ままよ!」と突っ込んでうまく乗りこなせた時の爽快感といったら格別です。
これはビジネスシーンとかでもそうですよね。何かビジネスを始める時、どんなに調査しても不確定要素も出て来るので、最後は結局思い切りよく飛び込まないといけません。飛び込まなければただただジリ貧になっていく。
そういうチャレンジャー精神も身につきました。

 

 

 

2:サーフィンをはじめて悪かった点

 

続いて悪かった点です。もちろん良いことばかりではなく、悪いこともあるんですよね。
下記が自分の場合です。

 

・時間にルーズになった
・肌荒れがひどい
・髪が痛む
・白髪が増える
・サーファーズイヤー
・生活スタイルに合わない友達はだんだんと疎遠になった

 

それでは見ていきます。

 

【時間にルーズになった】

 

これはなんで?って思われるかもしれません。多分サーファーみんなが同じではないでしょう。
自分の場合はルーズになってしまいました。なぜかというと波の状況によって予定を直前まで決められないし、
直前でも変えたくなってしまうということです。
数日後の予定を立てようとしても、波の予報を見て予定を変えたりすることが結構あります。
これはサーファーなら納得してくれますが、サーファーじゃないととても理解できないってことになっちゃうんですよね。予定立ててるんだから変えるんじゃないと。確かにその通りなので、、、なんとも罪ですね。。。かといって波は毎回違うわけで、大事な予定の日に良い波の予想がでたらなんとも言えない気持ちになっちゃうんですよね。

 

 

【肌荒れがひどい】

 

これは潮と日焼けのせいですね。管理人はただでさえ肌が弱い方なので、日焼けも避けるように早朝と夕方にサーフィンします。潮に関しては仕方ないので、海から上がったらすぐに真水をどかっと浴びます。

 

 

【髪が痛む】

 

これもあるあるですね。潮と紫外線で髪の毛もパサパサになります。これも逃げられません。

 

【白髪が増える】

 

これは人によるかもしれませんが、紫外線が決して良い作用にはなりません。空からも海面からの反射からも喰らいますので、紫外線だらけです。 自分はここ最近帽子は欠かさずかぶるようにしてます。

 

【サーファーズイヤー】

 

これはサーファー特有の病気?とも言われるもので耳に冷たい海水が入り込むのを防ぐように、耳の入り口の骨が発達して耳を閉じてきてしまう症状のことです。主に冷たい海水によく入るサーファーに出る症状と言われています。回避するには常に耳栓を使用すること。自分も欠かさず使用してます。
もしなってしまうと直すには骨を削るしかないそうです。手術ですね。

 

 

【生活スタイルに合わない友達はだんだんと疎遠になった】

 

これは生活スタイルが原因で発生します。 サーフィンをやっていると、休み前は早く寝ちゃいます。
なんなら9時台には寝てしまいますので、飲みにいきたい友達とかは拍子抜けです。飲みにいくとどうしても話が弾んで終電まで、なんてよくある話です。その途中でいなくなるわけですから、付き合いの悪い奴というイメージになって、飲み会にも呼ばれなくなるわけですね。まぁ、それくらいで友達として離れていくようなら、ちゃんとした友達でもないわけで、良い選別になるんですけど。でもちょっと寂しいですかね。

 

 

まとめ

 

以上がサーフィンをやっていて良かった点、悪かった点のまとめです。
改めて見ると納得だなーという内容です。これから始める人はぜひ参考にして見て欲しい内容ですね。
この内容は今後も増えてきたら更新していきたいと思います。

 

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