【保存版】サーファー視点のSDGs

 

 

さて今回は少し真面目な話を書いていきます。最近巷ではSDGsという言葉があらゆるところで聞かれるようになりました。なんとなくエコなこと?イイコトしてるってこと? みたいになんとなくなイメージはありますかね。
管理人の独断と偏見で一言で言うと
「みんな好き勝手なことしないで、持続可能な発展をしていこう!」
ということになる気がします。
SDGsは国や企業といった大きい組織で取り組むのはもちろん、個々の人間にも課せられた課題だと受け止めます。自分はサーフィンをやるので、サーファー視点でのSDGsということで考えてみたいと思います。

 

目次

 

1:SDGsとは
2:重点項目 ③すべての人に健康と福祉を
3:重点項目 ⑥安全な水とトイレを (水にフォーカス)
4:重点項目 ⑩人や国の不平等をなくそう
5:重点項目 ⑪住み続けられる街づくりを
6:重点項目 ⑫作る責任、つかう責任
7:重点項目 ⑭海の豊かさを守ろう
8:重点項目 ⑮陸の豊かさを守ろう
9:重点項目 ⑰パートナーシップで目標を達成しよう
10:まとめ

 

1:SDGsとは

 

そもそもSDGsとはSustainable Development Goals (持続可能な開発目標)の頭文字をとったもの。
2015年9月に国連に加盟している193カ国の国により採択されたものです。
内容は簡単に言うと冒頭でも言ったとおり
「みんな好き勝手なことしないで、持続可能な発展をしていこう!」
だと思います。大まかな認識はそれだけでも良いですが、実はかなり具体的に何をやるかまで決められているんですよね。まずは大枠の17の目標。そしてその目標を達成するための169ものターゲットが事細かに記載されているのです。

 

 

SDGs17の目標

 

1:貧困をなくそう
2:飢餓をゼロに
3:すべての人に健康と福祉を
4:質の高い教育をみんなに
5:ジェンダー平等を実現しよう
6:安全な水とトイレを
7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8:働きがいも経済成長も
9:産業と技術革新の基盤を作ろう
10:人や国の不平等をなくそう
11:住み続けられる街づくりを
12:作る責任、つかう責任
13:気候変動に具体的な対策を
14:海に豊かさを守ろう
15:陸の豊かさを守ろう
16:平和と公平をすべてに
17:パートナーシップで目標を達成しよう

 

 

17の目標における169のターゲット一覧

※引用元:朝日新聞デジタル

 

 

こんなにあるの???って思うかも知れませんね。そう、これだけの課題を人間社会は作ってきてしまったということです。これらを全てではなくとも、実行できるものを国、企業、個人で実施していこうという取り組みですね。
そしてこれらの目標の達成期限はなんと

 

2030年まで

 

マジですか! そう、もうあと10年もないのです。達成のためにも個々でできることもやることが大事です。
そして冒頭にもある通り、今回管理人のサーファーとしての立場で何ができるかを
独断と偏見で考えました。目標を達成するためのアプローチは169のターゲットとは異なるものもありますが、
それこそまさに個々で取り組める内容として見ていただければと思います。

 

2:重点項目 ③すべての人に健康と福祉を

 

【目指す姿】

 

・老若男女、誰もがサーフィンというスポーツにアクセスできる
・全身運動であるサーフィンで適度な運動と精神の向上
・早朝行動による生物学的な適正生活の実施

 

【具体的取り組み】

 

・過度なローカリズムやモラル悪化を改善し、サーフィンをもっとオープンなスポーツに
・駐車場などアクセス環境を良くする

 

 

3:重点項目 ⑥安全な水とトイレを (水にフォーカス)

 

【目指す姿】

 

・日々ふれる海水をもっと安心できるものに
・海にふれる機会の多いサーファーが率先して水質悪化の要素改善の啓蒙活動

 

【具体的取り組み】

 

・海洋汚染の原因や水質状況、マイクロプラスティックの知識などSNSでの発信

 

 

4:重点項目 ⑩人や国の不平等をなくそう

 

【目指す姿】

 

・海は誰に対しても平等。どんなひとでも「サーフィンって楽しい」と笑顔で共有できる環境

【具体的取り組み】

・最低限のマナーやルールを発信。
・ローカルとビジターの調和のための場を設ける

5:重点項目 ⑪住み続けられる街づくりを

 

【目指す姿】

 ・サーファーという存在を受け入れてもらえるような街とコミュニティ

 

【具体的取り組み】

・ビーチクリーン
・早朝のワックスオンや車の空吹かしなどをしない
・挨拶する
・トイレなど海の施設はきれいに使用する

 

 

 

6:重点項目 ⑫作る責任、つかう責任

 

【目指す姿】

 

・サーフィンに必要な道具、サーフボード、ウェットスーツ、リーシュ、ワックス、日焼け止めなどを
よく知り、理解する

 

【具体的取り組み】

・作るのにどれだけの材料が必要で、使うと環境にどのような負荷がかかるかを知る

 

7:重点項目 ⑭海の豊かさを守ろう

 

【目指す姿】

 

・海の本来あるべき姿に戻し、誰もが楽しめる海へ

 

【具体的取り組み】

・テトラポッドの影響を調べる
・港湾施設の影響を調べる
・ビーチクリーン
・海の水質検査
・海洋投棄の監視

8:重点項目 ⑮陸の豊かさを守ろう

 

【目指す姿】

 

・エコシステムでつながっている陸を守ることで、海の豊かさも享受できる

 

【具体的取り組み】

・河川の工事状況
・河川の水質検査
・不法投棄の監視
・道路の側道のポイ捨て監視
・BBQ後の片付け監視

 

 

9:重点項目 ⑰パートナーシップで目標を達成しよう

 

【目指す姿】

・海に関わる全ての人とタッグを組んで、それぞれの目標を達成する。

 

【具体的取り組み】

 

・ローカル、ビジター、プロ・アマサーファーはもちろん、釣り人、漁業関係者、ジェットスキー、ウインドサーファーなど海に日常的に触れる人たちで情報の共有、コミュニティを持つことにより、目標達成を実現する。

 

 

 

まとめ

とりあえずのすぐにできそうな内容をまとめてみました。
いくつかの内容は理想郷のようなものがありますが、実現していければ持続可能になりそうです。
他にもまだまだありそうなので、この内容は随時更新を続けていきたいと思います。

 

 

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