【独り言】コロナウイルスが露呈した現代社会の問題点 7つ

 

コロナウィルスが騒動になってきたのが旧正月くらいたったので、もう2か月ほど経ちますでしょうか。この病気自体は本当に早く終息をしてほしいものです。健康被害はもちろんですが、経済被害も大きくなっていき人々の生活にも支障が出ています。難局を乗り切ろうと必死になる中で、徐々に見えてきたこれまでの日本社会の問題点についてまとめておきたいと思います。これだから駄目だ!というのではなく、社会が良い方向に変わるきっかけも含んでいるというポジティブな視点も含めてまとめてみました。

 

 

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目次

 

1:無駄な通勤時間からの解放
2:働く場所の自由化
3:人々のモラル
4:マスメディアの情報の信頼度
5:人口集中のリスク
6:政府の対応の遅さ
7:お金では解決しないことがある
8:まとめ

 

 

 

 

1:無駄な通勤時間からの解放

今回のコロナウイルスの対策では、「テレワーク」と「時差出勤」がキーワードになっており、企業の規模に限らずこれらを取り入れているところも多いかと思います。管理人の会社では時差出勤を推奨しており、1時間早い出勤をしてます。これにより下記のメリットを感じてます。

・満員電車でないことによるストレス緩和
・電車の遅延が少なくなり無駄がない
・帰ってからのルーティンに余裕ができた
・早めに夕食をとれることにより寝つきが良くなった

これって良いことばかりですよね!
東洋経済オンラインの記事によると、東京大阪の通勤者の通勤時間はざっくり半分以上が1時間以上!!!

 

しかもそのうちの大枠をすし詰め満員電車なんてことになれば朝から体力は奪われる一方ですよね。それでいて出社後すぐに100%の集中力を出すなんて午前中でぐったりになってしまいます。これでは効率なんて上がるはずもなし。
また、人が減ったので電車も遅れが少なくなって、安定して時間通りの運行になってます。これも無駄がありませんよね。
更に1時間早く帰れるので、家についてから夕方のランニングを実行できるようになりました。まだ薄明るいので走りやすいです。
そして個人的に大きいのは、早めに夕食を食べることによって、眠りの質が高まっている気がします。実際睡眠アプリ「pillow」  の計測で睡眠の質がいつもの60~70%代から80%超えになるようになり、数値でも実感しております。健康的にも良い結果がでてます。

 

2:働く場所の自由化

働く場所の概念も変わったのが今回のコロナ騒動の特徴ですね。
ZoomやSlackなどのツールの普及により、コミュニケーションの部分はある程度遠隔作業でも問題ないのが実証された感じがします。もちろんすべての職種ではないですけど。
自社ではやってないですが、テレワークを実践している方にはキャンプ場で仕事をするなんて人もいるみたいです。自然の中で作業できるので、ストレスフリーに効率的に仕事ができそうですし、OPENエアーな場所なので、ウイルスの心配もないです。もし仕事内容的に可能なのであればぜひやっていきたいですね。全ての職種とはいかないでしょうが、結構な数の人がテレワークでもいけそうです。ただ、管理する側としては仕事の成果をより数値などをみてコントロールしないといけないので、普段からさぼってたひとは逆にピンチかも。。。(笑)
いずれにせよ働く場所の制約がなくなると、これまたストレスから解放される要因となりそうですね。

 

3:人々のモラル

これは客観的にみての話ですが、やはりこういった緊急時においてもある一定数の人にモラルの無い人が存在するんだなというのが分かりました。マスクの高額転売、自粛要請が厳しくなってもクラブに遊びに行く、感染しているのが分かっているのに繁華街に行ってしまうなど、どうしても一定数は存在しますね。なんだかなぁと思いますが、これだけは言っておきたいです。「海外に比べたら全然マシ!」てことでしょうね。
海外で自然災害で混乱が起きた際には暴動がおきたり、店舗襲撃があったり、人種差別が顕著化したりなんて結構当たり前に起きてます。事実、今回のコロナ騒動が顕著化してアメリカ国民が一番に購入したものはライフルです。混乱に乗じて治安が悪化したときに自分で身を守れるようにということですね。誰かが守ってくれたりはしないので自分の身は自分で守るが世界的感覚です。
東日本大震災の被災地の状況を見た海外の友人とかは、本当にそこに驚いていました。なんでみんなじっと耐えていられるんだと。この辺日本にずっと住んでいるような人には実感が湧かないと思います。日本人のモラルはすごいです。例え一定数どうしようもないのがいても、ある程度秩序が保たれるのは本当にすごいことです。

 

4:マスメディアの情報の信頼度

大マスコミが発信する情報というのは限界があるのは、前回の東日本大震災の時も感じたことですね。
あおり報道などでトイレットペーパーなどが品薄になってしまったなど、今回も余計なことをしている印象です。
またPCR検査においても様々な知見が必要であるにもかかわらず、ある一定の学者の意見だけ垂れ流し続けるという行為が見られます。1つのOpinionということでの報道ならばわかりますが、あたかもそれだけが正しいと言わんばかりの報道姿勢は誘導以外の何物でもないですね。
我々情報を受け入れる立場としては、1つのことに対し、いくつかのソースを比較して真実をみるという努力をしていかないと、コントロールされてしまうんだなということを改めて実感させられました。

 

5:人口集中のリスク

昔から言われていることですが、またしても東京1極集中のリスクがあることが露呈された印象です。間隔狭く密集して生活している東京では、自然災害とともに疫病にもリスクとなりますね。他の国の年に比べると明らかに人々のSocial Distance(社会的距離)が近い東京では疫病が入り込むすきを与えこみやすい構造になっていると感じます。いい加減に首都機能の移転というのは真剣に考える時期にきていると思います。

 

 

6:政府の対応の遅さ

 

未知の出来事ですのであまり言いたくはないですが、政府の対策は不満を持った人も多いのではないでしょうか。入国規制も春節前に初めていれば水際作戦もある程度効果あったでしょうし、マスクの転売規制も品薄になって1カ月以上たってから実施。経済対策はこれからという時期ですが、アメリカやその他国々で2週間ぐらいで案を決めて実施までこぎつけようとしているのに、問題が表面化したのが早かった日本の方は対策を実施できるのは5月とか。。。緊急対策の緊急って意味わかっているのでしょうか。しかも和牛券とか。。。あくまで案だとしてもちょっとひどいですよねぇ。。。まぁ経済政策については財務省の意図が見え隠れするので、ある程度しかたないでしょうが、その辺もコントロール政治家が出てきてほしいものです。

 

 

7:お金では解決しないことがある

コロナの影響で衝撃を与えたのが、お金を出しても入手できないものがあることを肌で実感したことではないでしょうか。戦後を生き抜いてきた方々は物のない時代というのを知っているので、その感覚は身についているでしょうが、1980年代生まれの自分にとって、お金を出しても物が買えないというのは結構ショッキングです。ものにあふれている時代の中に生きてきたので、これまでの常識を見直すタイミングだなと感じております。

 

まとめ

 

現時点で感じたこと7つをまとめてみました。コロナウイルスはお金持ちにも、貧乏人にも、芸能人も、王様も、スポーツ選手でも、国籍も関係なく襲ってきます。目に見えないことによって懐疑心に包まれて人間の理性といったものまで奪っていくようです。トランプ大統領はウイルス対応を戦争対応というニュアンスの発言をしています。完全に有事ですので非常時の対応をしていかなければなりませんね。自分のできることをしっかりとやって、経済を回していけるように心がけていきたいと思います。早いところ平常に戻ると良いですね。

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