【ストック用語スタディ】  ボリンジャーバンド

 

さぁ、本日も地道に続けて参ります、投資の単語勉強メモシリーズ!

基礎中の基礎から専門用語まで個人的に勉強していくこのシリーズ。完全に自己満足ですがめげずに進めて参ります。

今回は「ボリンジャーバンド」(Bollinger Bands)です。 なんか名前だけでとても強そうです!笑
とりあえず乱れ打ちしそうな名前ですが、実態はどうなのか、勉強してみます。

 

こちらの記事の目安: 10

 

【こんなことがわかります】
ボリンジャーバンドのベーシックな説明

 

目次

 

1:ボリンジャーバンドとは
2:活用例
3:算出方法
4:注意点
5:まとめ

 

1:  ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)とは

 

ボリンジャーバンドとは、

移動平均線と標準偏差を駆使したテクニカル指標で、統計学的に+2σ(シグマ) から -2σ の間に価格は収まるというものです。その確率は約95.4%といわれております。
この高い確率の傾向をうまく投資に活用したものです。
アメリカの投資家、ジョン・ボリンジャー氏により考案されました。
ちなみに移動平均線は一般的に20日〜25日移動平均線が使用されることが多いです。

 

2: 活用例

 

主な活用例として下記があります。

 

① 株価の上昇と下降の判断材料とする

② 相場の状況を判断する

 

① 株価の上昇と下降の判断材料とする

引用元:auじぶん銀行より

+2σを上に抜けて来るようだと上昇しすぎなので、売りの判断。
逆に -2σを下に抜けるなら売られすぎということで買いの判断。
という具合に統計学的に判断できると言うわけです。
これは説得力ありますね。ただ、約5%は統計学通りに動かない可能性を秘めているので、そこは判断が分かれるポイントです。

②相場の状況を判断する

続いて相場の状況判断です。
ボリンジャーバンドで大きく3つのトレンドを知ることができます。
1つは、ボリンジャーバンドが収縮フェーズ。
この時は値動きが少なく、特に大きなトレンドになっていない状態です。とはいえ、これから動く前ともいえるので、基本は様子見といったところです。
2つ目は拡張フェーズ。
ボリンジャーバンドが大きく上下に開く状態のことを言います。
上昇下降トレンドが表れている状態になります。
3つ目はバンドウォークです。
拡張フェーズの際に+2σの線に沿うように株価が動く時です。これは強いトレンドといえ、売り買いの指標となります。

3: 算出方法

 

計算方法は下記の通りです。
引用元:マイナビニュースより

ちなみにここでいう「期間」は用いる移動平均線のことであり、25日移動平均線なら「25」といれます。

正直なかなか小難しい計算式ですね。

でもご安心ください。この計算を毎度しなくても、証券会社のサイトではボリンジャーバンドを表示できる機能が付いてます✌ 便利な世の中です。

4: 注意点

 

ボリンジャーバンドを使用する上での注意点は下記です。

 

・ボリンジャーバンドは移動平均線を元に作られ、移動平均線は限定的な過去のデータを元に作られるので、株価は必ずボリンジャーバンドの枠内に収まるわけではない。

 

 

 

 

まとめ

 

今回はテクニカル指標である「ボリンジャーバンド」を取り上げました。
重要なのは、ボリンジャーバンドだけを過信せず、いくつかのテクニカル分析を併用してトレンドを把握し、売買の行動に移すことが大事ということですね。なんでも絶対はないということになります。
他にもテクニカル指標はいくつかありますので、引き続き勉強していきたいと思います。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です